コダック社が1912年に発売した「KODAK VEST POCKET」というカメラ。当時かなり売れたカメラらしいので、かなりの数が現存しているようだ。
そのカメラの、老朽化して実動しないボディから、レンズを外して他のカメラに移植して古き描写を楽しむというディープな世界がある・・「ベス単」という言葉は本やネットで読んだけれども、まさかこんな古いレンズがホントに手元に来るとは思わなかった。
※ベス単というのは「ベストポケットの単玉」という意味。単玉と言ってもレンズの構成は一応「一群二枚」。


Nikon D200 + KODAK VEST POCKET HAWK-EYE (M42)


Nikon D200 + KODAK VEST POCKET HAWK-EYE (M42)


Nikon D200 + KODAK VEST POCKET HAWK-EYE (M42)


Nikon D200 + KODAK VEST POCKET HAWK-EYE (M42)

このレンズはペンタックス用レンズの鏡胴に移植されていて、M42マウントアダプター経由でD200に付けた。
覗いた感じでは他の90mmレンズとほぼ同じ画角なので、撮った写真は135mm程度の画角になる。
普通のレンズのつもりでいたので、ピント合わせにはかなり苦労した。レンズそのものも暗いし、どこにピントが来てるのかよく解らない。D200のフォーカスエイドもかなり苦しんでいたと思う。
で、よく解らないまま撮ったんだけど、撮れた写真見てもなおさらよく解らないけど、暗いレンズのお陰でパンフォーカスなのか、ピントで悩む必要は無いようだ。
とにかく何撮っても明るい部分にホワッとした滲みが出る。晴れの日はもっと出そうだ。
ソフトフォーカス好きにはたまらないんだろうけど、自分には今のところそのケが無いので、当面は防湿庫の奥で不動産に成り兼ねない。こないだ当たったレンズベビーも結局・・・。
※興味のある方は「ベス単」で検索してください。使いようによっちゃ面白いとおもう。